藤崎 理映子

 Rieco Fujisaki
2019.07.01  Blog
ありのままの自分を抱きしめる

-人生レッスン from お腹の中の小さな住人ちゃん-

ありのままの自分を愛そうってよく聞くし

よく言われるけれど、

どう愛したらいいのかわかるようなわからないような気がいつもしてました。

 

もう〜自分ってダメだなー!って思っちゃうときに、

自分に向かって”愛してる!”っていうのはすごーくハードルが高くて。

 

心のどこかで

“そりゃそう思いたいけど思えないんだよー!”

という声が聞こえてくる。

 

どうして??

やるべきことができてないから?

あの人より上手くできないから?

仕事や今取り組んでいる事で目に見える成果を出せてないから?

 

私も音楽でまだまだ何か、これ!という成果を出せてないのに、

なにもできていない、動けない自分に妊娠中は更に悶々としていました。

 

私って、すべて中途半端!

なにも最後まで成し遂げられてないって。

 

だけど、ふと思ったんです。

お腹の中の子が産まれてきてくれたときに、

その子がなにかを成し遂げられなかったり、

うまくご飯が食べられなかったり、

幼稚園や保育園で何か立派な事ができなかったりしたって、

その子が毎日すくすくとありのままでいてくれたらそれで充分!と思えるはず。

 

毎日、美味しいものを食べたときに美味しい〜!

って笑えたり

世界のあらゆるものを見て色んな感覚になったり、

何かに集中してると思ったら次にはまた別のものに興味が湧いてワクワクしてたり。

 

そんな愛おしい存在のそのままの姿を見れることが、一番の幸せになるんじゃないかなって。

 

じゃあいつから何か素晴らしい事をしないと、

自分という存在価値がないように思い始めたんだろう?

 

どうして大人になったからって、

そのままの姿で生きることで充分素晴らしいって思われなくなったの?

 

みんな同じ子供だったのに?

そして今もみんな同じ、宇宙の中の純粋な子供のはずなのに?

 

そうふと我が子が出てきてくれた時のことを考えると、

“今まで積み上げてきた自分という概念”で自分を見ているから、

愛することがいまいちわからないんだと思いました。

 

自分=もうすぐ生まれてきてくれる純粋そのものの存在と同じ。

 

そう考えると、自分のありのままを抱きしめてあげるということがなんとなくわかってきたんです。

 

この写真、ドアップにしたらいっぱい顔の側面にイボや吹き出ものができちゃってるし、

足は浮腫んでパンパンに(これでもマッサージしたあと)。

 

だけど頑張ってくれてる私のカラダさんに、

心からの賞賛を今日は贈りたい。

頑張ってくれてありがとう!

 

どんなに浮腫んでたって、肌が痒くてボロボロになってたって、

そのままの姿を大切に想いたい。

 

なんだかそう思えた今日だったんです。